こんにちは。流浪のライターかねだです。
そろそろこの時期が来ましたね
さてこの記事を書いているのは5/22。世間ではAKB総選挙の話題で満載・・・ではないようですね。最近はさっぱり話題にならなくなり去年の総選挙のセンター曲すら思い出しにくい状況です。しかし、それでも今年の総選挙投票権付きシングルは5/19の発売日に初動147万2000枚で新記録という売上。240億円あまりを一日で売り上げるなどやはり、CD売上げダントツの座は譲っていません。
AKB商法って・・・
ここで言いたいのは「AKB商法」による販売戦略は素晴らしい結果を生み出している、ということ
おさらいですか
AKB商法【えーけーびーしょうほう】:名詞 揶揄的表現
具体的には『ファンにCDを複数枚買わせようと誘導する手法』のことを指し、握手券や複数のジャケットを用意しファンの購買意欲を楽曲そのものよりファンの所有欲を煽る商法。
・・・これはいろいろな批判が飛び交っていますね・・
●楽曲のよさで買っているわけではない
●真面目に曲を作って売っている人に失礼だ
●いたずらにお金を使わせるやり方
「AKB商法」でググると批判的な記事やブログなど多数見受けられます。私の周囲もAKB商法と聞くと顔を曇らせます
間違っているのか?
しかし、しかしです。AKB商法は間違っているのでしょうか?批判的な声ばかり出てきてこの経済活動の手段の本質が見えなくなっていないでしょうか・・
大人買いという言葉がでてしばらくたちますが、この言葉は肯定的に使われているような気がします。
俺昨日○○っていうジュース販売中止になるかもしれないって言うから大人買いしてやったぜ
なんていうのは自慢話であり、それを聞く受け手側も「すごいじゃん」と賞賛したりしています。(皮肉をこめているのかもしれませんが)
ビックリマンチョコや古くはプロ野球スナックなど中身のカードが欲しいがためにまとめ買いしてカードだけを取り出してあとは捨ててしまうということが社会問題になったこともあります。
ガチャガチャでおなじみのカプセルトイも欲しいフィギュアが手に入るまでなんども挑戦したりします。
どうでしょうか?基本AKB商法と同じですよね・・
あまりにも多数のCDが一気に売れたり、一部のファンが数百万、数千万をつぎ込んで購入したりというダークな面だけが取りざたされてしまっただけで手法は同じだと思います。
お目当ての子の顔が見たいばかりにコーヒーが好きでもないのにカフェに行くのと本質的には変わらないと思います。
一方で経済活動としてとらえれば20歳そこそこの女の子たちがたった1日で240億円の売り上げを立てるんです。すごいですよね?今一日に240億を稼げる人はどのくらいいるのでしょうか?AKBの経済効果は数千億円にもなるわけです。お金の使い方は各人自由なのでこの手法でお金の流れを創り上げるというのは決して間違っていないと思います。
じゃ音楽的に見ると
ミュージシャン、アーティスト目線でいうとどうか?これはやはり面白くないでしょう。いまや音楽はネットで購入するのが当たり前になりCDはそもそも売れない時代・・浜崎あゆみのCDが1万枚売れない時代が来るなんて絶頂期のあのころ誰が予想したでしょうか?10万枚売れたら大ヒット、なんて時代になってしまいました。
音楽そのもので勝負している人たちから見るとこの手法はやはりイレギュラーなんですね。1000枚買ってそのほとんど、いやもしかするとすべてプレイヤーにさえかけてもらえないのかもしれません。
そうなるとアーティストは発信力で勝負するようになり、ライブなどリアルな営業やメディアへの出演、などが必要になってきます。
もはや音楽はCDを買うものではなくて体験するものになってきているんですね。
まとめ・・られない(笑)
書いていて趣旨が混乱してきましたが超個人的私見としてはAKB商法は音楽を売っているのではなくAKBという商品を売っている、音楽的価値は重視していないもの、ということで、それに乗せられㇾてしまう人間を多数作る事ができる非常によくできたプロモーションシステム、という事なのでしょう。
タイヤやホイール販売、車検業務においてはあまり使える手法ではないですがなにかヒントがないかな、と模索中であります。
あ、タイヤ1セット買ってくれたらベンツ1台!・・・が当たるプレゼントキャンペーンに応募できる券を獲得できる補助券(5枚で応募券1枚)をプレゼント・・・・というのはどうですか(笑)
えー今回使用した画像は個人的趣味でそれっぽいのを選んでみました(笑)
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