好きなのはどっちかな? 😆
両方とも過給機と呼ばれる物で、エンジンの中に沢山の空気を押し込む為の部品です。(ついていないエンジンを自然吸気、NAとも言います)
過給機が付いていない車にはエンジンの中にあるシリンダー容積分しか空気を取り込む事ができません。要は限界が大気圧と言うことです。エンジンを爆発させる為の燃料と空気の割合は決まっています。基本は約14:1の割合で空気の方が多く、1は燃料になります。
そこで空気をたくさん取り入れる事ができれば燃料も多く使うことになるので爆発力は増します。つまりパワーがでるんです。
例えば2500ccの排気量のエンジンが、過給機がついてノーマルのエンジンの2倍多く空気を詰め込めれる事が出来れば、過給機なしの5000ccクラスのエンジン出力を発生します。
すごいでしょ!
ついていた方が良いでしょ?しかしデメリットが・・・・燃費が悪い。さーどっちの方がいいかな? 😯
過給機には2種類あり、メリット、デメリットがあります。それを少し紹介します。
ぶっ飛ばすには!
まずはスーパーチャージャー。
機械式過給機とよばれエンジン本体の回転の力を借りてコンプレッサーを回転させています。エンジンの回転とコンプレッサーの回転が同じく回るので低回転からレスポンス良く過給されていきます。コントロールし易く乗り易い。 しかし高回転向きではなく街乗りには丁度良いと思います。
対してターボチャージャー
排気ガスの力を借り、流速でコンプレッサーを回転させているので、低回転では排ガス圧力不足で過給出来ません、アクセルを踏んで排ガス量が多くなってからコンプレッサーの回転が上がり始めるのでレスポンスは悪くなります。ただターボチャージャーの大きさにもより、小さいと少ない排ガス量で回転し始めるので街乗りでも普通にOK。大きいほど排ガス量が必要になるので高回転向きになります。
イメージはこんな感じです。排気ガスの力で羽を回し、反対についている羽が空気を無理っくりエンジンに押し込んでいる。
簡単に言うとターボチャージャーやスパーチャージャーがついてると馬力が出て早いが燃費が悪い!
最近はダウンサイジングターボと言って小排気量で車を動かすために燃費も考慮したものも出てきています。
飛ばすための過給機ではなくて補うための過給機ですね。超高効率化となってターボでもあまり燃費が悪くありません。ターボが付いているのにエコカーだったりします(笑)
その他にもインジェクターとかフルコンとかマニアックな話や深い話はあるんですが、このへんで失礼! 😆